「好かれる人」って、どんな特徴があると思いますか?
私が人づき合いに悩んでいた頃、周囲の“好かれている人”をじっくり観察してみたら、話し方や表情よりも「相手に与える姿勢」があるかどうかが大きいと気づきました。
今回はその気づきを、実体験を交えてご紹介します。
はじまりは、素朴な疑問から
「なんでこの人、好かれてるんだろう?」ふと、そんなことを思ったことがあります。
笑顔が素敵だから? 話し方がやわらかいから?
たしかにそれもあるけれど、私がいちばん感じたのは、「この人、ちゃんと相手を見てるな」という安心感でした。
相手を大切にする姿勢は、無言でも伝わってくる
たとえば、話すときに相手の様子をしっかり見ていたり、誰かの不安そうな顔に気づいて声のトーンを落としたり。
それって、相手に合わせて“演じてる”わけじゃなくて、「あなたのこと、大切に思っていますよ」っていう気持ちがにじみ出てるんですよね。
その人が発していたのは、
「私はあなたのことが好きですよ」「大事にしていますよ」という無言のメッセージ。
その“与える姿勢”が、自然と相手の心に届いていたように感じました。
表情や話し方は「結果」でしかないのかもしれない
人を大切にしている人って、自然と表情が柔らかくなっていたり、言葉づかいも優しかったりします。
でもそれは、“優しい言い方”が正しいからじゃなくて、相手がそういう言葉を心地よく感じる人だから、そうしているだけなんだと思います。
逆に、ストレートな物言いが好きな人には、遠回しな表現よりも正直な言い方のほうが信頼されることもある。
「こういう人には、こう伝えるのがちょうどいいかな」って、相手に合わせて伝え方を変えられる人は、やっぱり好かれるなと思いました。
大切なのは「相手を思う気持ち」があること
「好かれたいから努力する」のも、もちろん悪くないです。
でもそれよりも、「あなたのことを大切にしたい」っていう気持ちがあれば、自然と伝え方も表情も変わってくる。
人って不思議で、そういう“根っこの部分”は、意外と伝わるものなんですよね。
どんなに取り繕っても、「この人、自分本位だな」って、敏感な人にはすぐバレてしまう。
だから私は、「どう見せるか」よりも「どうありたいか」を大切にしたいと思っています。
相手に与える姿勢を持つこと。それが、私の中での“好かれる人”の共通点です。
次回は「反面教師」から学んでみる
第4回:嫌われやすい人の特徴
次回は、その逆の視点で考えてみたいと思います。
「嫌われやすい人って、どんな特徴があるんだろう?」
反面教師としての観察や、自分自身の気づきも交えながら、お話ししていく予定です。
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