日記帳を使ったメンタルコントロールのすすめ 第2回:実際に書いていた“日記の中身”を紹介

心のケア

【シリーズ】日記帳を使ったメンタルコントロールのすすめ
毎日の気分や体調の変化を「書いて見える化」することで、自分のメンタルと上手に付き合うための記録術を紹介しています。

「書くと心が整う」ってよく聞くけれど

実際に何を書けばいいの? と思ったことはありませんか?

今回は、私が日々記録していた“日記の中身”を、具体的にご紹介します。

特別なスキルは必要ありません。自分の状態を“見える化”することが目的です。


私が記録していた項目一覧

日々の記録は、以下のような項目をざっくりメモしていました。

  • 勤務シフト
  • 天気
  • その日の出来事
  • 起床時間・就寝時間
  • 起床状況(自然に起きたか、目覚ましで起きたか)
  • 中途覚醒の有無
  • テンションのレベル(ハイ/ややハイ/普通/やや低迷/低迷)
  • やる気の有無・度合い
  • 精神科薬の内服量・内服時間
  • 生理の有無/出血量/生理痛と鎮痛剤の使用有無

それぞれを簡単に短文で、テンションは5段階評価で記載することで、パッと見て、自分の状態がわかるように工夫していました。


一週間を1ページで見渡せるフォーマットのメリット

私は「1週間が見開きで見えるタイプの日記帳」を使っていました。

この形式のメリットは以下の通りです。

  • 波の傾向が視覚的に把握しやすい
  • 「この日はしんどかったけど、その前日は○○だったからかも」と振り返りやすい
  • 週単位での“自分の調子”を掴める

私が実際に使用していた日記帳は「NOLTY エクリPlus B6-8」です。

書店とかに売っている普通の日記帳です。

白紙ページはこんな感じ(完全にサボっていた時期)↓


実際に記載してあるページはこんな感じ↓

字は汚いですが、自分が読めればOK。適当でいいんです。継続することがなにより大切です。

ちなみに、この頃は食事内容も記載していましたが、面倒でサボるようになり、最低限の内容に絞って記載するように変更しています。

また、今ではスプレッドシートでの管理に移行しました。

個人的に、手書きよりもタイピングの方が楽だし、サボらず続いています。(具体的には第4回で紹介)

「今週の自分」を週末に振り返る

日々の記録を積み重ねるだけでなく、週末に「今週の自分」を簡単にまとめる時間を作るようにしていました。

  • 今週はどんな1週間だった?
  • テンションの波は?薬や睡眠の影響は?
  • どの日が一番安定していた?理由は?
  • 来週に向けて気をつけたいことは?

これを継続することで、自分の生活リズム・体調の波・気分の揺れに“自分で気づけるように”なります。


次回予告

第3回:感情の波を見える化して、セルフ調整へ

次回は、テンションの波と生理周期・睡眠・薬の影響など、実際に私が「見えてきた関係性」について紹介します。

「このパターンの時、メンタルが安定しやすい」
「むらが大きかった週は、こう整えるといい」

——そんな“自分だけのセルフ調整法”を見つけていくプロセスをお話しします。


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