SNSに慣れていない私は、ちょっとした反応の増減に気持ちが揺れてしまうことがあります。
でもそんなとき、「誰のために、なにを届けたいのか?」という原点に立ち返ってみたら、不思議と気持ちが整いました。
今回は、発信の軸を見直したらSNSとの付き合い方がラクになった話です。
SNSを始めたばかりなのに、もう焦っていた
私はまだ、SNSを始めてほんの数日。
にもかかわらず、すでに「もっと反応が欲しい」「見られていないと不安」といった気持ちに振り回されかけていました。
投稿してすぐは、「いいね」や「フォロー」がもらえるたびに嬉しくなって、何度もアプリを開いて確認してしまったり。
でも反応がないと「ダメだったかな」と落ち込んだり。
ほんの少しの変化で、心がふわふわ揺れている感覚がありました。

なんで私はSNSやってるんだっけ?
ふと、そんな問いが浮かんできたのが、今回の原点です。
私が届けたいのは「過去の自分」だった
私はこれまで、発達障害(ASD)や軽度双極性障害の影響で、日常生活や人間関係の中でたくさんの「生きづらさ」を感じてきました。
ブログを始めたきっかけは、そんな自分の経験を「同じように困っている誰か」に届けたいと思ったからです。
たとえば、
・気分の波で自分を責めてしまったとき
・周囲と噛み合わず孤独を感じたとき
・職場で適応できずに苦しんだとき
そういった体験を、どうやって乗り越えてきたのか、どうやったら少しだけ「今日がラクになるか」を、言葉にして届けたかった。
それって、「たくさんの人に見られること」じゃなくて、「必要な人に届くこと」が一番大事だったはずなんです。
数字は目的じゃなく、ノイズになることもある
SNSにはすでにすごい発信者の方々がたくさんいて、フォロワーも多くて、反応も大きくて、収益化もしていて…。
そういう人たちと無意識に自分を比べて、焦ってしまっていたんだと思います。
でも私は、まだ始めたばかりの完全初心者。比べても仕方ないんですよね。
「何人に届いたか」よりも、「誰に届いたか」。
そう考えるようにしたら、フォロワー数や通知に追われる気持ちが、少しずつ静まってきました。
「方向」は合っていた。ただ、「焦点」がズレてただけ
今回あらためて思ったのは、私の発信の「方向」そのものは、間違っていなかったということ。
ただ、表面上の数字に囚われかけてしまったせいで、自分が“何に焦点を合わせていたか”がズレていただけだったと気づけました。
誰か一人でも、
「ちょっとラクになれた」
「気持ちがわかってもらえた」
そう思ってくれたら、それでもう十分。
私が大事にしたいのは、“必要な誰かに届くこと”。
それが、発信の軸なんだと思います。
おわりに:SNSは“目的”ではなく“手段”
SNSの使い方に正解はないと思います。
でも、初心者の私は、いま「投稿専用」として使うくらいがちょうどいい。
発信するたびに気持ちが上下してしまうなら、いったん自分の“目的”に立ち返ってみると、心が整うかもしれません。
これからも、私は「誰かひとり」に届けばいいという気持ちで、自分のペースで発信していこうと思います。
▶ 次回予告
【第5回】SNSと“ちょうどよく”付き合うための心得まとめ
次回は、いよいよ最終回。
「SNSに振り回されすぎないための、ちょうどいい距離感」について、私が実際に決めたマイルールや、心を守るためのコツをまとめてご紹介します。
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