SNS疲れ・承認欲求に悩む人へ|しんどくならない使い方のヒント 【第4回】自分の発信目的に立ち返ると、ラクになれた

発信とブログの記録

SNSに慣れていない私は、ちょっとした反応の増減に気持ちが揺れてしまうことがあります。

でもそんなとき、「誰のために、なにを届けたいのか?」という原点に立ち返ってみたら、不思議と気持ちが整いました。

今回は、発信の軸を見直したらSNSとの付き合い方がラクになった話です。


SNSを始めたばかりなのに、もう焦っていた

私はまだ、SNSを始めてほんの数日。

にもかかわらず、すでに「もっと反応が欲しい」「見られていないと不安」といった気持ちに振り回されかけていました。

投稿してすぐは、「いいね」や「フォロー」がもらえるたびに嬉しくなって、何度もアプリを開いて確認してしまったり。

でも反応がないと「ダメだったかな」と落ち込んだり。

ほんの少しの変化で、心がふわふわ揺れている感覚がありました。

なんで私はSNSやってるんだっけ?

ふと、そんな問いが浮かんできたのが、今回の原点です。


私が届けたいのは「過去の自分」だった

私はこれまで、発達障害(ASD)や軽度双極性障害の影響で、日常生活や人間関係の中でたくさんの「生きづらさ」を感じてきました。

ブログを始めたきっかけは、そんな自分の経験を「同じように困っている誰か」に届けたいと思ったからです。

たとえば、
・気分の波で自分を責めてしまったとき
・周囲と噛み合わず孤独を感じたとき
・職場で適応できずに苦しんだとき

そういった体験を、どうやって乗り越えてきたのか、どうやったら少しだけ「今日がラクになるか」を、言葉にして届けたかった。

それって、「たくさんの人に見られること」じゃなくて、「必要な人に届くこと」が一番大事だったはずなんです。


数字は目的じゃなく、ノイズになることもある

SNSにはすでにすごい発信者の方々がたくさんいて、フォロワーも多くて、反応も大きくて、収益化もしていて…。

そういう人たちと無意識に自分を比べて、焦ってしまっていたんだと思います。

でも私は、まだ始めたばかりの完全初心者。比べても仕方ないんですよね。

「何人に届いたか」よりも、「誰に届いたか」。

そう考えるようにしたら、フォロワー数や通知に追われる気持ちが、少しずつ静まってきました。


「方向」は合っていた。ただ、「焦点」がズレてただけ

今回あらためて思ったのは、私の発信の「方向」そのものは、間違っていなかったということ。

ただ、表面上の数字に囚われかけてしまったせいで、自分が“何に焦点を合わせていたか”がズレていただけだったと気づけました。

誰か一人でも、
「ちょっとラクになれた」
「気持ちがわかってもらえた」
そう思ってくれたら、それでもう十分。

私が大事にしたいのは、“必要な誰かに届くこと”。

それが、発信の軸なんだと思います。


おわりに:SNSは“目的”ではなく“手段”

SNSの使い方に正解はないと思います。

でも、初心者の私は、いま「投稿専用」として使うくらいがちょうどいい。

発信するたびに気持ちが上下してしまうなら、いったん自分の“目的”に立ち返ってみると、心が整うかもしれません。

これからも、私は「誰かひとり」に届けばいいという気持ちで、自分のペースで発信していこうと思います。


▶ 次回予告

【第5回】SNSと“ちょうどよく”付き合うための心得まとめ

次回は、いよいよ最終回。

「SNSに振り回されすぎないための、ちょうどいい距離感」について、私が実際に決めたマイルールや、心を守るためのコツをまとめてご紹介します。


📩 コメント・質問歓迎

記事の内容に関するご感想や、「こんなことが知りたい」というリクエストがあれば、ぜひお気軽にコメントしてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました