気分の浮き沈みに振り回されないためのメンタル対処法 第3回:落ち込んで動けない日に、“最低限だけやること”リスト

心と向き合う

気分が落ち込んでいる日。

頭がぼんやりして、やる気も出なくて、動けない。

でも今の私は、そんな日こそ「これだけできたら合格」と決めています。

今回は、実際に私がやっている“省エネモードの日の過ごし方”を紹介します。


「全部できなくてもいい日」を、先に決めておく

軽度双極性障害のある私は、気分の波の中で「何もしたくない日」が定期的にやってきます。

体も重くて、頭も働かなくて、ベッドから出るのも億劫。

そんな日でも、最低限これだけできたらOK、というラインを決めておくことで、「今日もダメだった」と自分を責める時間を減らせるようになりました。


仕事の日の“最低限ルール”

仕事の日、「今日コンディション悪いな…」と感じたら、「とりあえず出勤」「最低限の労働」を意識しています。

  • ギリギリまで寝ていてOK
  • とにかく出勤できたら100点!
  • 仕事中は「がんばらない」「最低限だけやる」ことを意識
  • 自分に対して「今日は省エネモードでいこうね」と伝える

無理に明るく振る舞ったり、全部こなそうとしない。

ただ現場に立って、必要最低限のことだけをやる。

それだけでも、「やりきった」と胸を張っていい日なんです。


休日の“最低限ルール”

予定がない日や、何もする気が起きない日も、「何もできなかった…」で終わらないように、私は以下のルーチンだけは軽く意識しています。

▼ 朝〜午前にやること(全部やらなくてもOK)

  • とりあえず起きて、カーテンを開ける
  • コーヒーを飲む(カフェイン摂取で覚醒を促す)
  • スープやヨーグルトなど、何かしら口にする
  • 顔を洗ってスキンケア
  • 好きなYouTube動画を流しながら、机に座ってみる

この時点で、「少し頭が回ってきたな」「作業できそうだな」と思ったら、ブログを書いたり、勉強を始めることもあります。

そうなれば、自然と回復傾向にあるサイン


二度寝してもOK。何もしない1日でも、ちゃんと生きてる

机に座っても頭が動かない、やる気が全く出ない、眠気が強い——

そんな日は、私はもう一度布団に戻ります

「今日は一日寝る日でいい」
「今はこれ以上動かないほうが、自分のためかもしれない」

そう思って、自分に“やらないこと”を許すようにしています。

一日中寝て過ごすことがあっても、それは「回復のために必要な日」であって、怠けているわけではありません。


「やること」じゃなくて、「やらない日」を準備する

以前の私は、できない自分を責めてばかりいました。

でも今は、「落ち込む日もあるし、何もできない日もある」と受け入れたうえで、

「最低限のラインを整えておく」
「何もできない日があっても、それでOKと思えるようにする」

という工夫をしています。

それだけで、気持ちの落ち込みが長引きにくくなり、翌日に持ち越さずにリセットできるようになってきました。


次回予告

【第4回】感情に振り回されそうなとき、私が試している3つのこと

気分が沈んでいる日とはまた別に、突然の不安や焦り、怒りに飲み込まれそうになることもあります。

そんなときに私が試している「感情の暴走を防ぐ3つの対処法」を次回ご紹介します。


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